私たちの提案は、コネクション形成の抱える課題を、コミュニケーションを変え解決すること。
すなわち、参加する人が、誰かと何かを共に行うときの、「関係」に着目しています。
それは、「何を」伝えるか、ということへの提案ではありません。
「どのように」伝わったか、ということへの提案です。
なぜならば、コミュニケーションは、受け取る側の反応によって決まるからです。
今、社会の変化はさまざまなシステムが複雑に絡み合い、一人のリーダーによるコントロールでは、対処しきれない
複雑な状況が、いろいろなところで生じています。
一人の人間が把握するには、世の中はあまりにも複雑になりました。
社会がもっと生きやすくなる変化は、まずはじめに「人」という資源からもたらされます。
問題を、互いの関係の中で、解決することを考える人々とコミュニティです。
変化はこのような中から、はじまるのではないでしょうか。
一人の能力のある人間がなしうることより、様々な人々が繋がった時に成しうることのほうが、大きいことがあります。
それは、人々にとって、最も重要な課題であることが理解できます。
顔の見えるコミュニティの中で、変化がはじまります。
私たちは、社会的ネットワークを発展させ、ふるさと文化の交流活動を通して、共に夢と希望に満ちた未来社会づくりに、貢献してまいりたいと思います。
コネクション形成のために考えたいこと
相手の視点に立てば、関係構築のきっかけが見つかります。
人間は、他者と関わりたいという、願望を持つ生き物です。
自分のことから考えるのはやめて、関係を築きたい人々に焦点を当ててみませんか。
ほかの人と関わる機会を増やすためには、自分のことを優先するのではなく、ほかの人のことや、その人のこと、また、その人の望むことを考えはじめるだけで、相手へ橋をかけられるのです。
そうすれば、あなたはほかの人々から、そばにいてほしいと望まれる人間になれるでしょう。
これこそ、人間関係を築くために必要な鍵です。
責任をもって、自分は相手のために何ができるかを、問うことからはじめませんか。
すぐれたリーダーたちは、コミュニティが成功するために、ほかの人々を優先しなければならないことを、知っています。
満足感をもたらすのは、他者であるからです。 満足感をもたらす事柄は、必ず他者が関係しています。
自分だけしか見ていない人は、常に不安を覚え、満ち足りることがないと思いませんか。
満ち足りた人生を送るためには、健全な人間関係が欠かせません。
そして、そうした人間関係を築くためには、自分を乗り越える必要があります。
大局観をもって、自分を除いた全世界は、ほかの人々の集まりだということを心に刻んでおくことが、大切なことではないでしょうか。